皆様からの質問にアニメ制作スタッフがお答えします。
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Q20
6章のプレアデス監視塔の作画はとても大変だったと思います。 特に苦労した事はどんな所でしょうか? 私自身小説を読んで想像していた場面が映像化されるのでとてもワクワクしています。
アッキーさん
A20
一番苦労したのは砂の表現ですね、、 6章の舞台が砂漠ということもあり、砂をアニメとして描くことは避けられない問題となっていました。 地味なのですがアニメで砂を表現するのはすごく大変なのです! しかし!様々なスタッフの熱意が重なりなんとか乗り越えることができました! 我々の熱い思いを砂に乗せておりますので、4th seasonをより楽しんでいただけると嬉しいです!
4th season 制作担当
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Q19
脚本や構成、演出のスタッフの方々に質問させてください。 アニメという表現技法や放送尺に納めるためにやむなく原作の内容をカットすることがあると思いますけれど アニメで基本描けない地の文を含めてどのような描写を優先してアニメとして面白くなるようにちょっと工夫しているのかよろしければ聞かせてください。
佐藤さん
A19
素晴らしいご質問ありがとうございます! アニメーションの最も気を付けないといけない点、 私はそれをテンポだと考えます。 アニメは漫画や小説と違い視聴者に物語の速度を強制してしまうものです。(映画やドラマもその一つですね) 少しテンポやタイミングが早かったり遅かったりするだけで「なんか退屈だな」とか「早くてよくわからないな」となってしまいます。 小説では気にならないセリフの順番や展開の運びなどが、アニメでそのまま映像にしてしまった時に全然頭に入ってこないという現象が起きてしまうことがあります。 より視聴者の皆様に楽しんでいただけるように脚本、構成の段階で何度も話し合いシナリオを作成しております。 どのセクションも気が抜けない大変な作業なんですよね、、
1st season 演出担当
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Q18
スタッフの方は物語の結末を知っていますか?
こまげさん
A18
アニメ制作をする上で、特に脚本打ちなどのタイミングでは、長月先生から今後の展開をお聞きすることもあります。 先にこういう展開があるので、このシーンで伏線を張っておこう等を検討したりするためです。 私たちが結末までの全てを知っている訳ではないものの、 今後のためにアニメに盛り込んでいる要素があったりもするのでぜひ楽しみながらご視聴ください!
1st season 制作担当
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Q17
スタッフの方の中にこのキャラクター推し!私に描かせて!って方もいたりするんでしょうか? いたらそのスタッフの方々の推しの好きなところや描く時のこだわりポイント語りを聞いてみたいのでよろしければ教えてください。
佐藤さん
A17
はい!私はミミが特に推しキャラでいっぱい描きたい!と常に思っています! 特に3rd seasonの前半ではミミが可愛いシーンがてんこ盛りだったので、 毎日が幸せでした! 描く時のポイントはミミの耳ですね!(ダジャレみたい笑) 耳の動きだけで細かい感情を表現できるようにこだわっています! 怒られたらシュン、、と、楽しいときはピンッ!!などなど、 あと単純にミミの耳が可愛すぎるからです!! 実際に逢えたら毎日さわって過ごしたいです!
3rd season アニメーター
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Q16
アニメ1期の白鯨戦でレムの言質取りましたのシーンがすっごく可愛くて大好きなんですが、あの表現や見せ方はどうしたら可愛くなるかなどスタッフの中で話し合いなどあったのでしょうか?
イクタ。さん
A16
もちろんです! 監督、演出、アニメーターが案を出し合い様々なシーンが生まれております。 時には意見の食い違いでぶつかることもあるのですが、これが意外と重要なことで、 ぶつかることで生まれるシーンの方が可愛かったり、感動したりすることが多いです。 これは全員が本気で真剣だから切磋琢磨されてるのではないかと思います! 制作現場では毎日おきる醍醐味のひとつですね!
1st season 制作担当
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Q15
涙腺崩壊の感動シーンが多くありますが、制作しながら涙が出てくることはありますか?
ゆきmilkさん
A15
たくさんあります! アニメーターさんからLOをいただいたとき、 AR収録の音戻しを聞いたとき、 アニメが完成して「お疲れ様!」と言い合うとき! などなど!あげだしたらきりがないのですが、 一番は視聴者の皆様に作品を楽しんでもらえた!と実感するときかもしれません! アニメ制作現場のスタッフはその事実だけで無尽蔵に頑張れるのです!これほんとです!
2nd season 制作担当
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Q14
劇場型悪意の先行公開時の劇場入場者特典で、篠原監督が原作を読まれた時に『3DCGでカメラワークをつけないとどうにもならなそうな描写があった』と仰っていましたが、これは3期のどのシーンのことなのでしょうか。
暮れなずむ町さん
A14
まさしく!3rd season第60話「強欲攻略戦」のレグルスからアイススケートで逃げるエミリアとスバルのシーンです。 流れていく街並みを3Dカメラワークを使用しないと、映像的に迫力をだせないかも!と判断したからです。 アニメ業界的にも今3Dカメラワークを使用したカットがかなり注目されつつあります。 時間とコストはかかるのですが、それ以上にキャラクターをより自由により大胆にみせることができます。 エミリアとスバルをカッコよくみせたい!という監督の熱意から数々のシーンに3Dカメラワークが使用されることになりました。
3rd season制作担当
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Q13
プロデューサーの翔さんに質問させてください
徳島で開催されたマチアソビで話されていた
リゼロ2期のあのCMをカットされた異例の尺を作るために皆様が努力されたエピソードやかかった金額と熱い思いをあの時聞けて私、感動したので改めて話していいと思われましたらあの場だけでなく回答の形で皆様に話していただきたいです!佐藤さん
A13
題して、テレビアニメの「30分」に隠された、リゼロの執念! それではテレビアニメの裏側にある「枠」という鉄の掟と、それを打ち破ったリゼロという作品の驚くべきお話をしましょう。
1.「フォーマット」という絶対のルール
まず知っておいてほしいのは、 テレビアニメはあらかじめ決められた「フォーマット」に合わせて編集されるということです。 このフォーマットは放送局や時間帯によって異なり、 「全体で◯分の枠か」「CMは何分か」「提供表示は何秒で、どこに配置されるか」といったことが、 秒単位で細かく指定されています。 このルールを守ることは絶対の前提であり、 特にキー局や準キー局においては、ほとんど変更することができません。
2. U局と「20分40秒」の基本形
しかし、いわゆるU局の場合は、多少の相談の余地があります。 リゼロはこの「余地」を最大限に活用させていただいたのです。 ここで、U局における30分枠のアニメの基本構成を見てみましょう。 全体: 30分 実際に使用できる時間: 27分 CM: 180秒(60秒×3回) 前提供・後提供: 20秒(各10秒) OP・ED: 180秒(各90秒) これらを差し引くと、通常の本編尺は「20分40秒」となります。 これが私たちが普段観ているアニメの標準的な本編の長さなのです。
3. 第1期の「削り」と、第2期の「買い取り」
もし本編が長くなってしまったとしたら? 本来なら「致し方なし」と本編を削って帳尻を合わせるのが普通です。 しかし、「それではリゼロの持つ魅力が半減してしまう」と考え、 第1期ではOPやEDを削り始めるという手法を取りました。 そして第2期では、さらに想定外の事態が発生します。 本編尺だけで27分を超えてしまう話数が出てきてしまったのです。 OP・EDやCMをどんなに削っても、物理的な限界は27分……。 絶体絶命の状況で、下した決断は驚くべきものでした。 「こうなったら、放送局が持っている残りの3分を購入してしまおう」 なんと、全ての放送局からその時間を買い上げる決断をしたのです。 これは採算度外視が過ぎる行為であり、 本来であれば止められてしまってもおかしくないものでした。 しかし関係各位の多大なるお力添えと調整によって全てが実現し、 無事に第2期が放送されたわけです。
4. 制作現場にのしかかる「愛」という重み
こうした調整だけでなく、今では当たり前に行われる「初回1時間スペシャル」なども、 多くの方々のお力添えをいただきながら実現させてきました。 本来、フォーマットは極力守るべきものです。 なぜなら、「本編尺が長い」ということは「それだけ長く作っている」ということだからです。 例えば1話につき3分超過していれば、1クール12話で36分も余分に作っていることになります。 これは約1.5話分を余分に制作している計算になり、 制作スタジオ側の負担は極めて大きくなってしまいます。 そうした様々な「重い」現実を、作品に対する「想い」が凌駕したからこそ、 リゼロという作品は成り立っていました。
5. 最後に
私たちが何気なく楽しんでいる映像の裏には、 これほどまでに泥臭く、そして熱い大人たちの戦いがあったのです。 「作品を最高の形で届けたい」という純粋な想いが、いろいろな方々に迷惑をかけていたのです。 でもそのおかげでアニメリゼロは10年続く作品に成長することができました。 これからもリゼロは走り続けていきますので、 次の10年も応援のほど何卒よろしくお願い申し上げます!1st season プロデューサー
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Q12
リゼロは内面はもちろん外見が魅力的なキャラが沢山いますが、作画スタッフさん泣かせなキャラや描くのが楽しいキャラはいますか? 個人的にはベアトリスの髪型や服が大変そうだなと思っています笑
抹茶ペンギンさん
A12
お察しの通り! ベアトリスは凄く可愛いのですが、作画カロリーのことを考えるとアニメーター泣かせです! 髪型ももちろんのこと、フリフリ関係が特に大変です! しかし!不思議なもので可愛いから頑張れるのです! 描くのが楽しいキャラでいうとリリアナとシャウラが特に楽しいです! キャラ性的にコミカルな芝居で描けるので無限に可愛くできちゃいます! 4th seasonでは元気に暴れる(笑)シャウラを是非ともお楽しみください!
4th season アニメーター
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Q11
死に戻りした時のBGMのことを「うえーえー」と表現している人がいました。
アニメのBGMはどれも状況にマッチした素晴らしいものだと思っていますが、制作陣の間で何らかの通称で呼ばれているBGMがあれば、それを教えていただきたいです。ナツキマサさん
A11
非常に興味深いご質問ありがとうございます!
制作側ではスバルが死に戻りした時のSEを「ふぁんっ」と呼んでたりします。 3rd season第1話の「劇場型悪意」では物語の終盤でスバルが死に戻りをした際に使用されているのですが、2nd seasonから制作が3年あいていたということもあり、現場スタッフが久しぶりに「ふぁんっ」を聞くこととなったので、音響の現場で少し笑いが起きました。 「うえーえー」と「ふぁんっ」を聞くとリゼロが戻ってきた!とスタッフ陣は強く感じますね。3rd season制作担当
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Q10
リゼロのアニメは1話作るのに平均でどのくらいの期間が掛かりますか?
ホットケーキさん
A10
良い質問ですね。
平均的にアニメが1話数完成するまでの期間は3~6ヶ月ほどで、
リゼロも基本的には同じになります。
ただ極めてアクションが多い話数になってくると、期間が長くなる場合があります。
例えば#60【強欲攻略戦】は作画INから完成まで約10ヶ月ほどかかりました、、制作
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Q9
アニメリゼロは劇伴も大好きで、名シーンでは何度も滂沱の涙を流しました。曲挿入のタイミングもいつも鬼がかっています。そこで、劇伴がいかにして生まれ、アニメとなる際は誰がどう指定して、あの名シーンの数々を作り出しているのか等のお話を教えてくださると嬉しいです。
陽月(ひづき)さん
A9
アニメの劇伴は、劇伴作家さん、音響監督、アニメ監督、各制作プロデューサーがメインで話し合い、度重なる打ち合わせの末完成しています。
曲の挿入タイミングは主に音響監督とアニメ監督の話し合いで決めています。
音楽はアニメを構成する上で必要不可欠な要素の一つですので、
様々なスタッフが納得するまで作っては修正してを繰り返します。
皆さんの心に届く音楽は膨大な時間と数々のアイデアとスタッフの愛と共に生み出されております。3rd season制作担当
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Q8
制作スタッフさんに質問です。
3期でユリウスのまつ毛を長くしようと思ったのはなぜでしょうか。美しさ倍増です。ベアコらぶりーさん
A8
3期からより原作のデザインを踏襲しよう!というアイデアがあり、 ユリウスのデザインもその一つになります。
顔以外にも騎士団服のチェーンや模様の描き込みなど全体的にパワーアップしております。
デザインのデティールが増えてしまうと現場の負担も増えてしまうという弱点はあるのですが、制作現場の熱い思いからもデザインを洗練するという選択をしました。3rd season制作担当
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Q7
アニメ制作の際みんなさんこれに気づけました?的なスタッフさんの間で隠れ要素があったら教えて下さい!
ノリさん
A7
3期第52話にてエミリアがシリウスと戦うシーンで、 エミリアが新技のアイスブランドアーツを発動させます。
いつもは氷の剣、槍、ハンマーなどで戦うのですが、一瞬だけ氷のトンファーで戦ってるカットがあります。
アイスブランドアーツでは珍しい武器なので、エミリアが特殊な武器を使いこなしているアクションを楽しめます。
今後エミリアがアイスブランドアーツで戦う時は皆さんにも注意して見ていただいて、
レアな武器で戦ってないか是非探してみてください!3rd season制作担当
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Q6
アニメーターさんへの質問です。
1期も2期も3期も素晴らしい出来で生き生きとキャラクターが動いていました。その中でも、3期ガーフィールvsクルガン戦は非常に凄かったです。しかし、13話クルガン戦の絵のタッチが急に変わったのは何故なんでしょうか?
迫力はあったものの、1度見ただけだと何がどうなっているのか分かりずらかった感があります。アニメーターさんの作成意図をお聞きしたいです。yukiさん
A6
あのシーンは海外のアニメーターさんが参加されているのですが、 独創性に溢れたアイデアを監督の許可が出たこともありそのまま映像にする判断をしました。
第3期のアクションシーンを盛り上げるために印象的な演出として今までに無い表現となったのですが、常に新しいことに挑戦したいというスタッフの情熱があのシーンを作り上げたのかなと。3rd seasonアニメーター
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Q5
サブタイトルの色などはどのように決めているのですか?
Rikusoさん
A5
基本的にはお話のメインになるキャラクターの色味を反映させるようにしています。
2期第37話「魔女たちの茶会」ではそれぞれの文字が魔女カラーになっております。
ちょうど魔女の人数分の7文字で色も多彩に使用されており豪華でお気に入りです。2nd season制作担当
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Q4
リゼロを作り上げていく中で制作陣の中で1番盛り上がったシーン(面白かったことやトラブルなど問いません◎)があれば教えて欲しいです!
みくさん
A4
マニアックですが3期66話での、ベアトリスとフェルトのミーティア解放シーンで、逃げようとするライに対してボロボロのガストンがライの足を掴むシーンです。
スタッフのリアルタイム視聴では「よくやったガストンンン!!」と意外にも一番盛り上がったかもしれません。3rd season制作担当
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Q3
アニメ制作中にボツになったものってなにかありますか?
Shinoさん
A3
2期40話でのスバルとエミリアのキスシーンで、
当初は絵的に今よりももっとキスを見せる予定だったのですが、 逆に見せない演出の方がより2人の決意を表現できるのではないかということになりボツとなりました。
やはりキスシーンは演出のバランスの調整がかなり繊細で、すごく苦労した思い出があります。2nd season制作担当
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Q2
小説からアニメ化にするにあたり、背景とか乗り物とかのデザインはどのように決定しているのでしょうか?
タクヤさん
A2
小説は漫画原作と違い、背景や小物などのイラストが無いことが多々あります。
原作でイラストのあるものはそのままアニメーションにも落とし込みやすいのですが、イラストの無いものは原作の説明文を全てピックアップし、監督のアイデアをまとめ、それを各セクションのデザイナーに作業していただきます。
そこから現場スタッフが納得するまでデザインをブラッシュアップしつづけます。(←現場スタッフが納得するまで、、これがなかなか難しい)
ただ様々な人と話し合い全員が納得するデザインが生まれる瞬間というのは、いつも大きな感動とこれからのアニメ制作への期待感を私達に与えてくれます。
だから頑張れるのかも、、、1st season制作担当
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Q1
今までのシーンで1番描くのが(または演出を考えるのが)難しかったと思うのはどのシーンですか?
ウェストコアラさん
A1
忘れもしない1期第15話「狂気の外側」ですね。
ペテルギウス初登場回ということもあり、いかに「狂気」というものを表現できるか、
LO、音楽の入り方、細かい表情の演技に至るまで、あれほど演出に時間を費やした話数はありません。
特にペテルギウスがスバルの眼球を舐めるシーンは、細かい舌の動きと唾液の角度を何度もやり直した思い出があり、かなり演出にこだわりました。1st season演出担当